採卵をして卵が採れたらその後、精子の処理をして媒精します。その媒精から約16時間後に卵が受精したかどうかを確認します。
左の写真は前核胚期の卵です。正常受精では2個の極体と、雌性、雄性の2個の前核を認めます。前核が2個見えれば、正常に受精したとします。



前核期胚は媒精約16時間後の胚、4細胞期胚は媒精2日後の胚、8細胞期胚は媒精3日後の胚です。媒精2日後の4細胞期胚を移植することをday2ETと呼び、媒精3日後の8細胞期胚を移植することをday3ETと呼んでいます。胚や患者様の状態などを考慮してday2かday3かを決めます。

通常、day2、day3で胚移植を行うことが多いのですが、day2day3でなかなか良い結果が得られない場合に胚盤胞まで卵を培養して移植することがあります。胚盤胞まで育つ卵は質の良い卵なので妊娠率もあがるといわれています。
多胎妊娠を避けるために、胚移植(ET)できる胚の数は35歳未満の方は1個、35歳以上あるいは2回以上の治療で妊娠に至らなかった方の場合は2個となっています(平成20年/日本産科婦人科学会会告)。移植する数以上、卵が正常に分割してきたら、余った胚は凍結処理をして凍結保存します。


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