一般不妊治療・体外受精・顕微授精 西山産婦人科不妊治療センター

院長 西山幸江(生殖医療専門医・臨床遺伝専門医)名誉院長 西山幸男(生殖医療専門医)

三重県 津市 西山産婦人科

057-231-0123

JR / 近鉄 津駅東口より徒歩5分
契約駐車場:23台駐車スペース有り

治療実績

治療実績

当院治療実績について

開院以来、妊娠総数と治療法の内訳を記録しています

当院では開院以来今日まで、当院を初めて受診・不妊治療を受けた方々の妊娠総数と治療法の内訳を記録しております。以下に「新患総数と妊娠総数および妊娠率」、「妊娠例における治療法の内訳」をご紹介いたします。なお、毎月の妊娠例とその治療法については「妊娠喜びの声」を参照ください。

当院における新患総数と妊娠総数および妊娠率

昭和59年(1984年)11月1日の開院以来、平成30年(2018年)7月31日現在までに、西山産婦人科で妊娠された方の総数は、6121人です。新患総数9845人に対する妊娠率は62.2%です。

【新患総数と妊娠総数および妊娠率】

(1984年11月1日~2018年7月31日)

新患総数 9845人
妊娠総数 6121人
妊娠率 62.2%

妊娠例における治療法別内訳と妊娠者数

妊娠された方の治療法別内訳および妊娠者数は下記の通りです。

【妊娠例における治療法内訳と妊娠者数】

(1984年11月1日~2018年7月31日)

  治療法 妊娠数
1 HCG 3578
2 人工授精(AIH) 1764
3 クロミッド 1663
4 体外受精(顕微授精を含む) 1520
5 子宮卵管造影(HSG) 661
6 卵管通水法 296
7 フーナーテスト 256
8 HMG 254
9 当帰芍薬散 155
10 プレドニン(副腎皮質ホルモン剤) 146

※治療法は単独ではなく、複数を組み合わせて行っていますので、実際の妊娠者数と治療法別の妊娠者数の合計は異なります。

最近4年間に絞っての妊娠総数と治療法の内訳

不妊治療は、開院より30年以上の時を経て、著しく進歩、発展しております。この点に配慮し、上記統計の中から、最近4年間(平成26年~平成29年)に妊娠された方々に焦点を当てて、治療法の内訳をご紹介します。

平成26年~平成29年の妊娠例における治療法の内訳

平成26年~平成29年の4年間に、当院を初めて受診され、治療を受けて妊娠された方は1165人です。治療法の割合は、体外受精・顕微授精による妊娠51.1%、人工授精(AIH)を含む一般治療法による妊娠48.9%です。

【妊娠例における治療法の内訳】

(平成26年~平成29年)

  治 療 法 妊娠数
1 体外受精・顕微授精(ART) 595
2 HCG(排卵促進剤) 367
3 人工授精(AIH) 279
4 クロミフェン(排卵促進剤) 138
5 子宮卵管造影(HSG) 126
6 フーナーテスト 60
7 HMG(排卵促進剤) 36
8 当帰芍薬散 11
9 卵管通水法 9
10 プレドニン(副腎皮質ホルモン剤) 8

※治療法は単独ではなく、複数を組み合わせて行っていますので、実際の妊娠者数と治療法別の妊娠者数の合計は異なります。

体外受精の妊娠率上昇を支える要因について

近年は半数以上の方が生殖補助医療(体外受精・顕微授精)で妊娠されています。女性の体にやさしい排卵促進法を実践するとともに、受精卵の染色体移動を担う紡錘体を傷つけないオーサイトシステムや、培養中の受精卵を守るタイムラプス培養器など、最新の医療機器を採用したことが、こうした結果につながったと考えております。

当院人工授精の治療実績

不妊原因によって治療法は異なります。すべての患者様に体外受精が必要なわけではなく、人工授精(AIH)で妊娠される方も多くおられます。
当院では、人工授精を含む一般不妊治療の成績を向上させるために、不妊の原因を知るために精細な検査を行う他、排卵促進剤の選び方や超音波検査による排卵時期の予測、精子調整の技術など、生殖補助医療で培われた高度な治療技術を生かして治療に取り組んでいます。
当院で人工授精を受けた患者様の妊娠率を紹介させていただきます。ぜひ、参考になさってください。

当院で人工授精を受けた患者様の妊娠率

(平成27年1月~平成29年12月)

患者数に対する妊娠率
患者数 727人
妊娠数 209人
妊娠率 28.7%
のべ患者数に対する妊娠率
患者数 2412人
妊娠数 209人
妊娠率 8.7%


平成27年~平成29年の3年間に、当院の人工授精で妊娠した方のデータです。3年間に727人の方が人工授精を受け、209人の方が妊娠しましたので、妊娠率は28.7%です。
しかし、1回で妊娠しなかった方は、翌月も繰り返して行うことが多く、727人の方が反復して受けた「のべ患者数」は2412人となり、人工授精の治療総数に対する妊娠率は8.7%となります。

AIH回数別妊娠者数

妊娠した方が何回目のAIHで妊娠したかを示しています。妊娠した209人のうち1回目および2回目で妊娠した方はそれぞれ69人と57人で、2回目までに妊娠した方は60.3%に達しています。

AIH回数別累積妊娠率

累積妊娠率(%)を示したものです。妊娠した方のうち、約76%の方が3回目までに、約90%の方が5回目までのAIHで妊娠しています。それ以降の妊娠率は低くなる傾向にあります。

平成27年度当院体外受精出産率のご報告

日本産科婦人科学会報告に準じてまとめました

平成29年9月、日本産科婦人科学会より、平成27年(2015年)に全国約600施設にて実施された体外受精の治療件数、出産数等が発表されました。この機会に、当院にても平成27年に当院で体外受精を受けられた方々の出産率をまとめました。日産婦調査に準じて、30歳、35歳、40歳、42歳で体外受精を受けた方々の出産率および、流産率についてもご報告いたします。

平成27年 対総治療周期出産率(単位:%)
  全国統計
(日本産婦人科学会)
当院データ
2015年に出産に成功した割合
(出産数/総治療周期数)
11.7 12.6
30歳で出産に成功
(出産数/総治療周期数)
21.5 25.0
35歳で出産に成功
(出産数/総治療周期数)
18.4 22.2
40歳で出産に成功
(出産数/総治療周期数)
9.1 9.4
42歳で出産に成功
(出産数/総治療周期数)
4.5 9.4
30歳で流産
(流産数/妊娠数)
16.5 13.3
35歳で流産
(流産数/妊娠数)
20.1 14.7
40歳で流産
(流産数/妊娠数)
34.6 40.0
42歳で流産
(流産数/妊娠数)
45.9 40.0

当院出産率は総治療周期数の12.6%です

  • 出産率とは、不妊治療を受けて妊娠された方が妊娠を継続・維持されて、無事に赤ちゃんを出産された方の割合をいいます。
  • ここで言う「体外受精」には、顕微授精も含まれます。また、採卵周期に胚移植を行う新鮮胚移植および、凍結保存した胚を融解して胚移植する融解胚移植も含まれます。
  • 平成27年度日本産科婦人科学会調査(対象:登録約600施設)による出産率の全国平均は、総治療周期数の11.7%です。
  • 総治療周期数とは、体外受精・顕微授精・融解胚移植の治療周期数の総数で、それには、途中で採卵がキャンセルになった例や、融解胚移植の予定周期で何らかの理由により、融解中止となった例も含まれます。
  • 平成27年度に当院にて体外受精・顕微授精・融解胚移植を受けられてご出産された方の割合は、総治療周期数の12.6%です。
  • 当院調査でも、治療を受けたときの年齢を日産婦同様に30歳、35歳、40歳、42歳をピックアップして算出いたしました。その結果、どの年齢層でも全国平均を上回っていることがおわかりいただけると思います。
  • 子宮内に胎嚢(胎児が入っている袋)が確認された時点で、妊娠と診断しますが、残念ながら、その後に流産となる場合があります。流産の多くはたまたま起こる受精卵の染色体異常が原因といわれ、女性の年齢が高くなるにしたがって多くなります。当院の場合、平成27年度調査では30歳で13.3%、35歳で14.7%、40歳で40.0%、42歳で40.0%と、40歳を除いては全国平均よりやや低いという結果でした

当院の対象患者様のうち40歳以上の方は44.4%です

  • 患者様の当院の平均年齢は38.4歳、40歳以上の方の割合は44.4%です。日産婦全国統計によると40歳以上の方の割合は40%です。
  • 不妊治療の成功率は妊娠率、出産率ともに、女性の年齢が高くなるにしたがって低くなります。女性の妊孕性(にんようせい/妊娠する力)には、年齢の壁があるためです。
  • 女性の年齢が高くなるにしたがって出産率が低くなるという現実をご理解いただけるかと思います。
  • 当院調査では、40歳の方100人が体外受精を受けた場合、約9人から10人の方が赤ちゃんを授かっています。42歳の方であっても、平成27年度では、40歳の方と同じく9人から10人の方に出産の希望がもてることもおわかりいただけると思います。

このたびは、出産率という形で体外受精の成功率を考えてみました。不妊治療の目的はご夫婦に元気な赤ちゃんが授かるご出産であり、赤ちゃん誕生のあとには子育てがあります。当院ではご妊娠をゴールと考えることなく、妊娠・出産・子育てを視野に入れて、女性の心身の健康を守ることを最重要課題として、不妊治療に取り組んでおります。
一組でも多くのご夫婦に赤ちゃんが授かるように、スタッフ一同、更なる研鑽を重ねて参ります。治療の過程でわからないことがありましたら、いつでも気軽にご質問ください。

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