一般不妊治療・体外受精・顕微授精 西山産婦人科不妊治療センター

院長 西山幸江(生殖医療専門医・臨床遺伝専門医)
名誉院長 西山幸男(生殖医療専門医)

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クリニック便り

2022年11月号

テーマ 不妊・不育に関する講演会に参加

不妊カウンセラー部門 より

不妊・不育に関する講演会

10月8日(土曜日)三重県子ども・福祉部 子育て支援課保険班主催の講演会に参加してきました。令和4年度不妊・不育に関する講演会&交流会です。「不妊カウンセラーの立場から伝えたいこと」として助産婦で不妊カウンセラーの浜崎京子さんの講演でした。私が不妊カウンセラーのとして研修を受けた当時の彼女は栃木県の中央クリニックで不妊治療を受ける患者様の心の悩みに取り組み不妊患者様に相談にのる会の立ち上げを考え、全国の不妊専門の医療機関に広め、不妊カウンセリング学会設立に大変な尽力をされたおひとりです。設立にあたっては西山産婦人科も参加し、西山幸男医師も発起人の一員として当初より研究会に参加しています。私も平成11年(1999)に不妊カウンセラーとして認定され今日に至っています。当時を思い出し懐かしい気持ちになりました。今回の講演会では治療法の現状の説明もあり治療を考え、迷いをもって診察を受けている方には参考の一助にはなっていたと思います。今まで、不妊カウンセラーとして私なりに患者様の悩みや治療方針の変化を見てきましたが実感として今も昔も悩みに大きな変わりはないように感じています。ただ、不妊原因を女性ばかりではなく男性にもある事が広まり、現在はご主人の協力が以前に比べ多くなりました。また、不妊治療の保険適用が今年4月より始まり社会的関心が高まり治療環境が良くなってきています。これかも治療は進歩していくと思いますが心の悩みはいつの時代も大きく変わることはないと思いますのでできることで患者様や関連スタッフのお手伝いができるように仕事を続けたいと思っています。

不妊カウンセラー より

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