一般不妊治療・体外受精・顕微授精 西山産婦人科不妊治療センター

院長 西山幸江(生殖医療専門医・臨床遺伝専門医)
名誉院長 西山幸男(生殖医療専門医)

NEW INFOMATION OF INFERTILITY

クリニック便り

2021年3月号

テーマ感染症に負けない心と体

はじめに

新型コロナワクチンの感染数が減少となってきました。
国民みんなの努力のたまものです。しかし日常生活が以前に戻るには道のりは遠いようです。国民全体へのワクチン接種の進行状況はワクチンを自国生産していない日本では盤石とは言えません。海外からの搬入次第です。そしてワクチン接種完了後も引き続き新型コロナウイルスの変異ウイルスにも気を緩めず注視していく必要があります。「陽はまた昇る」の言葉があります。どんな困難な時にも地球を照らす太陽に希望を持ちましょう。少しでも早い終息と世界中の人々が健康に平等に暮らせるSDGsにより元気にもとに戻れるように期待します。
今回のテーマでは新型コロナウイルスの感染に負けない心と体について考えてみたいと思います。

新型コロナウイルス感染症の死亡率と後遺症

新型コロナウイルス感染症の死亡率は例年の季節性インフルエンザ感染症に比較して約5倍も高いことが分かってきたと聞きました。また感染後の後遺症については発症から約2か月の時点においても87.4%の患者様に何らかの症状があることも分かっています。患者様の44.1%でQOLの低下がみられ、特に倦怠感(53.1%)、呼吸困難(43.4%)が多く認められています。

感染症に負けないために

感染症に負けないためには、

  • ・一日30分の日光浴
  • ・適切な睡眠時間
  • ・ビタミンC・Dそして亜鉛を意識した食生活
上記のものを取り入れるとよいと未病医学研究所の天野先生は言われています。
睡眠時間は7時間以上、ビタミンCには季節の緑黄色野菜、イモ類、ビタミンDでは青魚、乳製品、卵、日光を浴びたキノコ類です。亜鉛は肉・魚介・種実・穀類など多くに含まれています。特に多いものとしてはカキ、アワビ、納豆、アーモンドなどがあります。最近の報告では血中ビタミンD値が高いと新型コロナに感染しにくくさらには重症化しにくい研究報告もあります。
ビタミンDは骨の健康維持に重要な必須栄養素として知られています。しかし最近の研究では抗炎症作用や免疫調節作用、抗がん作用など多彩な効果が知られるようになりました。医学雑誌「JAMA Network Open」の発表ではビタミンDが不足している人は新型コロナウイルスに約1.8倍も感染しやすいことがわかっています。
米国のCDC(米疾病対策センター)もビタミンC・D及び亜鉛の摂取を推奨しています。
今後も三密を避ける、マスク着用、手洗い・消毒の励行のコロナ対策にプラスして自分の身は自分で守っていきましょう。疲労回復、免疫力アップ、ストレス緩和につながる生活習慣のすべては健康な体と心を作る基本ですね。
ビタミンDは今後、さらに注目されていくかもしれませんね。

日本不妊カウンセラー学会認定カウンセラー 西山純江
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