一般不妊治療・体外受精・顕微授精 西山産婦人科不妊治療センター

院長 西山幸江(生殖医療専門医・臨床遺伝専門医)
名誉院長 西山幸男(生殖医療専門医)

NEW INFOMATION OF INFERTILITY

クリニック便り

2021年9月号

テーマ 新型コロナウイルスの変異株デルタ株とラムダ株について

不妊カウンセラー部門 より

はじめに

インド由来の変異ウイルス、デルタ株が7月から8月にかけ欧米や日本でも感染の主流として若者はじめ働き盛りの年代に蔓延しました。
水疱瘡にも匹敵するくらいの強い感染力を持ち、患者一人が8人から9人にウイルスをうつすと言われています。


この中、東京2020オリンピックは無観客、選手の移動をバブル方式で行い、感染対策をしながらの開催をしました。8月8日閉会式を終えてバトンは3年後のフランスパリへ渡されました。開催を不安視する中、世界のアスリートが熱い日本の東京で積み重ねた技と演技を発揮できたことは開催の良し悪しは別として判断は歴史に託されることになりました。

新型コロナ変異ウイルス

新型コロナ変異ウイルスの次の変異株は南米、ペルーに由来するラムダ株と言われています。ワクチン接種していたにもかかわらず抗体を回避して迅速に拡散する可能性が示唆されています。デルタ株、ラムダ株など今後変異する新型コロナ変異ウイルスへの感染に人類はどのように対応すべきかオリンピックの開催同様に後世の歴史で知ることになるのでしょう。

家族に感染が疑われる人がいる場合

最近よく目にするのは家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の
同居の家族の注意点です。

  1. 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける。
    共有スペース(トイレ、バスルームなど)の消毒、清掃、換気の徹底をする。
  2. 感染者の世話をする人はできるだけ限られた方(一人が望ましい)にする。
  3. できるだけ全員がマスクを使用する。
    マスクをはずした後は必ず石鹸で手洗い、またはアルコール消毒する
  4. こまめにうがい、手洗いをする。
  5. 日中はできるだけ換気をする。
    エアコンなどの空調や換気扇をまわし窓を開け換気する。
  6. 取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する。
    タイル、食器、箸、スプーンなど共有しないこと。トイレ、洗面など注意する。
  7. ゴミは密閉して捨てる。

参考文献(新型コロナウイルスの感染予防についての注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)

不妊カウンセラーよりひとこと

【雑学として】 何でもありの参考にしてください。
日本茶に含まれるカテキンがコロナウイルスの予防に役に立つとか聞きました。(笑)

日本不妊カウンセラー学会認定カウンセラー 西山純江
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